テスト用基板さえあれば手軽にPIC16F1459 のプログラムを確認できます。しかし、安価なブレッドボードを利用しても結構楽しめます。 下図はテスト用基板と同等な働きをさせる部品をブレッドボードに配置してみました。ただし、PICkit用のコネクターは取り付けてないのでBootLoaderでPCからUSB経由でプログラミングします。 以下の部品があれば、このホームページで紹介したほとんどのプログラムを実行させその結果を確認できます。使用部品数を少なくするため、電源電圧はUSBbusをそのまま供給した5vとしています。
主な必要部品は、
- ブレッドボードEIC−102BJ
- ブレッドボード用USBコネクタ
- LED(抵抗内蔵)
- 半固定ボリューム
- タクトSW
- コンデンサ(4.7u, 0.47u, 0.1u)
LCDモジュール追加
上記にLCDモジュールを追加すれば、テスト用基板と同等な働きをします。今回使用した秋月電子のLCDは、3.3v動作なので、USBbusの5vを降圧する3端子電源も追加します。
主な必要部品は、
- LED(抵抗内蔵)
- タクトSW
- コンデンサ(4.7u)
- 3.3v電源
- LCD(8x2)表示モジュール
(AQM0802)
ブートローダー対応 HEXファイルの書込み
ここのホームページで作成したPIC16F1459のブートローダー用アプリケーションのHEXファイルを以下のフォルダーにまとめてあります。
HEXfilesForBootLoader.zip |
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<手順>
- PCの HIDBootloader (Windows).exe を起動します。
「Device not detected」というメッセージが表示されます。
- PICのpin4に接続されている SWを押しながらブレッドボードからのUSBケーブルをPCに接続します。ボードに電源が供給されると、ブートローダーのアプリケーションプログラムが更新モードで動作します。
HIDBootloader (Windows)には、「Device attached」と表示されます。
- 「HEXfilesForBootLoader」のHEXファイルを読み込み、PICに書き込みます
- HIDBootloader (Windows)の「Reset Device」ボタンをクリックするか、基板の電源SWを一度OFFにし再度ONにすれば「Device Detachedと表示されブートローダが切り離され、PICに今書き込んだアプリケーションプログラムが起動します。