Microchip社から発売されている 「8 bit Curiosity Development Board」は、20ドルという低価格にも関わらず、ボード上には PICkit 3 とほぼ同様のプログラマー・デバッガーを搭載し、プログラム開発に欠かせないユーザーが自由に使用できるSW、LED、可変抵抗器が使いやすく配置されています。必要なサポートソフトウエアは無償で提供されており、プログラム学習にはこのボードとPC、それらを繋ぐUSBミニケーブルの3点あれば十分です。
最強の開発TOOLと言えるでしょう。
ボードには、mikroBUSのコネクターも実装されており市販されている多くのセンサーや表示機器などの周辺機器を簡単に接続することもできます。さらに、高度のプログラム開発も可能で、外部電源やRN4020 Bluetoothモジュール接続のプロビジョンパターンがボード上に描かれています。Curiosity購入時はPIC16F1619が搭載されていまが、8 pin から 20 pin の LVP (Low Voltage Programming)に対応した多くのPICに差し替えることができます。
*注意*
このボードに搭載されているICSPは、Config bit に LVP = ON と書き込まれているPICしか認識しません。以前のプログラム開発などで、LVP = OFF を書き込んであるPICをこのボードで再使用する場合は、あらかじめ、PICkit 3など他の書き込み装置で、Config bit を LVP = ON, MCLR = ON と書き直してださい。
User I/O | |
---|---|
S1 | RC4 : pin 6 |
S2 | MCLR: pin 4 |
S3 | RC1 : pin 15 |
LED D7 | RC5 : pin 5 |
LED D6 | RA2 : pin 17 |
LED D5 | RA1 : pin 18 |
LED D4 | RA5 : pin 2 |
POT1 | RC0 : pin 16 |
mikroBUS | |||
---|---|---|---|
AN | RC2 : pin 14 | PWM | RC5 : pin 5 |
RST | RA4 : pin 3 | INT | RA2 : pin 17 |
CS | RC6 : pin 8 | RX | RB5 : pin 12 |
SCK | RB6 : pin 11 | TX | RB7 : pin 10 |
MIOS | RB4 : pin 13 | SCL | RB6 : pin 11 |
MSIO | RC7 : pin 9 | SDA | RB4 : pin 13 |
+3.3V | power 3R3 | +5V | power +5V |
GND | power GND | GND | power GND |