9 Arduino チルト(傾斜)スイッチを接続
この記事では、Arduino にチルト・スイッチ(傾斜スイッチ)を接続します。
傾斜スイッチ(傾斜ボールスイッチ)は、傾きを検出するのに使用します。傾斜スイッチは小型で安 価、低電力で使いやすいデバイスです。
右図は、傾斜スイッチの内部構造を示したものです。円筒形のケースの中に導電性のボールが入っており、端子部が下方になると、ボールが転が り、端子間をショートさせます。
スケッチ内容
スケッチ内容を示します。
このスケッチでは、傾斜スイッチを pin 2 - GND 間に接続しています。
傾斜スイッチが直立しているときは、内臓の「L」LEDが点灯し、傾斜スイッチを横向きに倒すと「L」LEDが消灯します。
// チルトスイッチで内臓 LEDを on/off // 2021-6-2 #define TiltSW 2 // チルトスイッチ接続ピン void setup() { // 内臓 LED ピンを出力に指定 pinMode(LED_BUILTIN, OUTPUT); // TiltSWピンをプルアップ付き入力に指定 pinMode(TiltSW,INPUT_PULLUP); } void loop() { if(digitalRead(TiltSW)) // SW offで digitalWrite(LED_BUILTIN,LOW); // LED off else // SW onで digitalWrite(LED_BUILTIN,HIGH); // LED on }
次回は、サーボモータの駆動 します。