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29 Arduino モールス通信練習機 1 基本スケッチ

この記事では、モールス通信を練習するときに使用する発信器を作成します。今までにPICマイコンを使い以下の記事で作成したものと同等の機能を Arduinoで実現します。

第1回の今回はモールス 通信の縦振れ電顕を接続して使用する発信器を作成します。電顕を叩くを音が鳴るだけの単純なスケッチです。

使用する部品は、圧電スピーカーと縦振れ電鍵で、以下のピンに接続しています。

 

スケッチの内容

スケッチでは、電鍵入力を確認し、ONならボード上の「L」LEDを点灯させ、tone関数でサイドトーンも ON にします。

 

// keyOsc_1
// 2021-7-8

int frequency =  600;

int keyPin  = 2;      // 電鍵は         pin 2
int PIN_SPK = 8;      // 圧電スピーカーは pin 8
int ledPin  = 13;     // 内蔵LEDは      pin 13

void setup() {
  pinMode(keyPin, INPUT_PULLUP);  // プルアップ入力
  pinMode(ledPin, OUTPUT);        // 内蔵LED出力
}

void loop() {
  if(!digitalRead(keyPin)){       // keyが押されたら
    digitalWrite(ledPin, HIGH);   //   LEDを ON
    tone(PIN_SPK,frequency);      //   トーン ON
  }else{                          // keyが離れていれば
    digitalWrite(ledPin, LOW);    //   LEDを OFF
    noTone(PIN_SPK);              //   トーン OFF
  }
}

 

動作の確認

スケッチを Arduino に書き込みプログラムがスタートしたら、接続した電鍵を叩いて下ださい。ボード上の「L」LEDが点灯し、LEDに同期してサイドトーンが圧電スピーカーから聞こえます。

 


 

次回は、使いやすくするために、サイドトーン周波数の設定を変更する方法の記事を予定します。