13 Arduino ジョイスティックを接続
この記事では、Arduino にジョイスティックを接続します。
使用するジョイスティックは写真のように、小さな基板にジョイスティックが組み込まれ、入出力ピン(上から : GND、電源5v、x方向出力、y方向出力、スイッチ出力)が出ています。ノブを上から押すとSWがONになります。
今回ジョイスティックを以下のように接続しました。
- GND - GND
- +5V - 5v
- VRx - pin A0(アナログ入力)
- VRy - pin A1(アナログ入力)
- SW - pin 2(デジタル入力)
スケッチ内容
SWピンは内部プルアップを行います。このため SW を押すと、表示値は「0」SWを話すと「1」になります。
// ジョイスティック // 2021-6-6 // Arduino pin 指定 #define X_pin A0 // analog pin X 出力に接続 #define Y_pin A1 // analog pin X 出力に接続 #define SW_pin 2 // digital pin SW 出力に接続 void setup() { pinMode(SW_pin, INPUT_PULLUP); Serial.begin(9600); } void loop() { Serial.print("Switch: "); Serial.print(digitalRead(SW_pin)); Serial.print(" X-axis: "); Serial.print(analogRead(X_pin)); Serial.print(" Y-axis: "); Serial.println(analogRead(Y_pin)); delay(500); }
使用した Arduino命令
今回使用したArduino関連の命令の簡単な説明とその日本語レファレンスの掲載されているリンクを紹介します。
- analogRead(pin)
指定したアナログピンから値を読み取ります。
0 〜 5v の入力電圧を 0 〜 1023 の数値に変換します。
動作の確認
スケッチを Arduino に書き込みプログラムがスタートしたら、Arduino IDE 右上の「シリアルモニタ」アイコンをクリックします。
下のようなシリアルモニタ画面が開き、測定し離が1秒に2度の頻度で書き込まれていきます。
次回は、赤外線受信モジュールを接続します。