7 Arduino アクティブ・ブザー(電子ブザー)を接続
この記事では、Arduino にアクティブ・ブザー(電子ブザー)を接続して色々な音を発生させます。
電子ブザーの内部には発振回路が入っているので、直流電圧を加えるだけでブザー音が鳴ります。
下の写真の電子ブザーは。3.5〜5.5vの電圧で動作し、その発生する音の周波数は、約2.3KHzです。電子ブザーの端子には極性があるので、+ーを間違えないように気を付けます。
今回電子ブザーはlピン12に取り付けました。
スケッチ内容
スケッチ内容を示します。
このスケッチでは、電子ブザーから3種類の音を発生させます。
- 最初は、基本となるブザー音で、単にブザーの接続されているピンを HIGH にして、電子ブザーに5vを供給します。
- 次は、10ms 間隔で、HIGH / LOW を繰り返して、音を断続的に発生させます。
- 最後は、さらに複雑で、しばらく1ms 間隔で、HIGH / LOW を繰り返し、直ぐ、2ms 間隔に変更します、この一連の動作を数回繰り返します。
// アクティブブザー(電子ブザー) // 3種類の音を発生します //2021-6-1 #define buzzer 12 // ブザー接続ピン void setup() { //ブザーピンを出力に設定 pinMode(buzzer,OUTPUT); } void loop() { // 普通のブザー音を出す ------------------------------------ digitalWrite(buzzer, HIGH); // ブザーON delay(1000); // 1秒間 音を継続 digitalWrite(buzzer, LOW); // ブザーOff // 1秒間無音 delay(1000); // トレモロ効果を付けたブザー音 ------------------------------- // 10mS間隔の断続音を出す for(int i=0;i<50;i++) { digitalWrite(buzzer,HIGH); delay(10); digitalWrite(buzzer,LOW); delay(10); } // 1秒間無音 delay(1000); // 複雑な効果を付けたブザー音 -------------------------------- for(int j=0;j<5;j++) { // 1mS間隔の断続音を出す for(int i=0;i<60;i++) { digitalWrite(buzzer,HIGH); delay(1); digitalWrite(buzzer,LOW); delay(1); } // 2mS間隔の断続音を出す for(int i=0;i<30;i++) { digitalWrite(buzzer,HIGH); delay(2); digitalWrite(buzzer,LOW); delay(2); } } // 1秒間無音 delay(1000); }
次回は、 パッシブ・ブザー(圧電スピーカー)を接続します。