秋月電気通商の超小型マイコンボードは、USBとICSP書き込みの手軽さを両立した、超小型切手サイズPIC18F14K50マイコンボードです。ICSP端子があり、PICkitをさすだけで簡単にプログラムの書き込みができます。
超小型マイコンボードの特徴は以下のようです。
- PIC18F14K50使用
- USB2.0対応
- 5V動作(350mA自己復帰ヒューズ付き)
- ICSP用5ピン端子付
- 水晶振動子(12MHz)、パスコン等動作に必要な周辺部品が実装済み
- 1個 ¥800(税込)
このマイコンボードがあれば、PIC18F14K50に関わるプログラムの実験が手軽に行えます。
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マイコンボードの回路図
ブレッドボードでの使用例
超小型マイコンボードをブレッドボードに取り付けて、プログラムをテストする回路を作成しました。
- ICSP用5ピン端子に、PICkit3を接続
- 電源は、PICkit3から供給
- RB7 - GND間に、Push SW を接続
プルアップ抵抗は、PIC内部の week pullup 機能を利用します。
- RC0 - GND、RC1 - GND間に、LED を接続
抵抗入り12v用LEDを接続したため、電流制御用抵抗を取り付ける必要がなく、LEDをPIC端子とGND間に直接接続できます。
電源を PICkit3 から供給するには
電源を PICkit3 から供給するには、MPLAB X プロジェクトのプロパティーを、以下のいずれかの方法で表示させます。
- MENU >> File >> Program Propaties を選択
- プロジェクトウインドのプロジェクトフォルダーを右クリックし Program Propaties を選択
- Dash Board ウインドウの Propatiesマークをクリック
Propaties ウインドウが表示されたら
- Propaties で右ウインドウで、PICkit3 を選択
- Option categories で Power を選択
- その下の枠内に、レ点 を入れ、供給する電圧を選択
- 右下の[OK]ボタンをクリック