PIC18F14K50の基本動作から応用プログラムまでを学びます。

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18F14K50 Boot Loader 基本ボード

PICの基本回路を小さいボードに組んだ「PIC18F基本ボード」を作成しました。このボードは、思い立ったときに、簡単に、プログラムの確認することができるよう開発したものです。

PICkitなどの特別なプログラム装置がなくても実験できるよう、USB Boot LoaderでPICにプログラムを書き込みます。このため初心者の入門用にも適したボードです。 さらに、マイクロチップ社のUSB評価ボードとも互換性を持っているため、多くのプログラムがそのまま動作、確認することが可能です。

USB Bootloaderプログラムさえ、PICに書き込んであれば、開発したプログラムをPICkitを使用して書き込む必要はなくなります。MPLABのような無償の開発プログラムを使えば、初期投資なしに、PICプログラムの実験が可能です。 このことが、Bootloaderを書き込んだマイコンチップが、雑誌の付録に採用される理由です。

私の場合、すでにPICkit 2を持っているのですから、わざわざBootloaderを使用する必要はありません。 だいいち、元となる BootloaderプログラムをPICに書き込むには、PICkitを使用するか、すでにBootloaderが書き込まれているPICを購入しなければなりません。しかし、BootloaderはUSB機能を使用する最も簡単な例の一つであり、以下の利点もあります。

  1. 5v電源を準備しなくてよい
  2. 実験に際しPICkitとUSBを抜き差ししなくてよいb08_pict

プログラム

 下記 HEXコードを書き込んだBootloaderプログラムは、以下の動作を行います。

Bootloaderプログラムは、ご本家マイクロチップ社のホームページからダウンロードした「HID Bootloader PIC18 Non J」です。以下の2つのファイルがまとめて圧縮した Zipファイル にしてあります。
  HEXコード -- HID_BL_PIC.hex ← PICkit 2でPICに書き込む
  PCアプ -- HIDBootLoader.exe ← PCにインストールする

USB  Bootloader.zip