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MPLAB XとXC8で、PIC18シリーズのUSB HID Bootloader用プログラムを作成する方法を示します。
通常のプログラムは下図Aのように、0番地から使用されます。しかしMaicrochip社のUSB HID Bootloaderを利用する場合には、Bootloader自体が、下図Cのように0番地からFFF番地までを使用しているため、アプリケーションは0x1000番地以降に書き込みます。
最終的に、PICのメモリには、下図Bのように、BootloaderとApplicationが重ならないように配置されます。
MPLAB xc8 では、ソースリストに、アプリケーションプログラムのオフセットする値を書き込んでいましたが、XC8では、IDEで、オフセット値を指示するため、ソースリストに特別な命令群をソースリスト内に書く必要はありません。
IDEの設定は、 MPLABX IDEのメニューから、[File] > [Project Propaties]を選び下図のダイアログを表示させ、さらに
さらに
これらの設定変更で、アプリケーションのスタート番地が、0x1000番地オフセットされ、ブートローダーで書き込めるHEXファイルが作成されます。