PIC18F14K50の基本動作から応用プログラムまでを学びます。

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dsPIC
その他
ブートローダーの書き込み

ブートローダーを使用して、PICにプログラムを書き込むには、以下の項目が満たされている必要があります。

  1. PICの0x0000-0x0FFF番地にブートローダープログラム 26J50_HID_BL_Rxx_Rxxx.hex が書き込まれていること。
  2. PICに書込・実行を選択するSWが接続されていること。
  3. PCにPICにユーザーコードを転送する HIDBootloader (Windows).exe がインストールされていること。
  4. PCに目的とするユーザーコードが、HEX形式で保存されていること。

必要なソフトウエアを一つのフォルダーにまとめてあります。なお、HIDBootloader (Windows).exe は、実行するとき同じフォルダーに同梱してある4つの「.dll」ファイルを必要としますので、一緒に解凍し、フォルダーごとPCのハードディスク上に保存してください。

ブートローダー関連プログラム Bootloader.zip

ブートローダーのPICへの書き込み (初回のみ実施)

ファイル名 SW LED
26J50_HID_BL_RA5_RA23 RA5 RA2,RA3
26J50_HID_BL_RA5_RB01 RA5 RB0,RB1
26J50_HID_BL_RB2_RA23 RB2 RA2,RA3
26J50_HID_BL_RB2_RB67 RB2 RB6,RB7

PICには最低限書込みを指示するためのSWが必要です。また、純正のHID Bootloaderプログラムでは、動作の状態を示すために2ヶのLEDをステイタスライトとして使用しています。これらをどのピンに接続するかで、Bootloader用HEXコードが異なっています。

私の良く使う組み合わせで作成したBootloader用HEXコードを左にまとめました。ファイルを解凍し、必要な組み合わせのコードをMPLAB IPEでPICに書き込みます。

 MPLAB IPE は、MPLAB Xのインストール時に同時にインストールされる書き込みツールです。

PIC18F26J50ブートローダー HID_Bootloader_Hexfiles.zip

*注意*
一度、書き込めは、2度目からは、ブートローダを同じICに再書き込みする必要はありません。 ユーザーソフトを何度書きなおしても、ブートローダープログラムは、変更されないため、新規にPIC ICを購入したときに一度たけ、実施する作業です。

PCアプリをインストール (初回のみ実施)

PICに書き込まれたHID_BL_PIC.hexとUSB経由で通信しながら、PCに保存されているHEX形式のユーザーコードをPICに送り込む役目をします。PICのROMに書き込む動作自体は、PICに書き込まれているHID_BL_PIC.hexが行います。

PCアプリ HIDBootloader (Windows).exe および4つの dll ファイルが入っているフォルダーごとPCのハードディスクに保存します。

PCアプリ ??? Bootloader.zip

ユーザ・ソフトウエアの書き込み

PCアプリ HIDBootloader (Windows).exe を起動します。「Device not detected」というメッセージが表示されます。

PICのpin 4に接続されているSWを押しながら、
USBケーブルをPCのUSBソケットに挿入します。

ケーブル挿入後にSWを離すと、「Device attached」と表示されます。

左上の「Import Firmeware Image」ボタンをクリックします。「Open Hex File」ダイアログが開くので、PICに書き込むユーザープログラムのHEXファイルを HIDBootLoaderに読み込みます。
読み込みに成功すると読み込んだファイル名が表示され、「Program/Verify」ボタンがアクティブになります。

ユーザープログラムのHEXファイルは
Project Folder\dist\default\production
に保存されています。

「Program/Verify」ボタンをクリックすると書き込みが開始され, PICの書き込みに成功すると「Completed Successfully」と表示されます。)

「Reset Device」ボタンをクリックするか、USBケーブルを外すとDevice Detachedと表示されブートローダが切り離されます。