PIC16F1459の基本動作から応用プログラムまでを学びます。

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Bootloader用プログラム

このホームページで紹介したプログラムのBootloader用の書込みHEXファイルも作成できるMPLABXプロジェクト紹介します。下記「ユーザープログラム作成方法」が既に設定されています。

< Bootloader用のHEXファイルを作成するには>

Bootloader を利用するPICのメモリには、右図のようにプログラムが書き込まれます。

HEXファイルは、
\PROJ.X\dist\BOOT_LOADER\production\
に保存されます。

プロジェクト例 A02_DigIO.zip

ユーザープログラム作成方法

ブートローダーを使用して、PICに書き込む「目的とするプログラム」を作成するには、以下の点に留意してください。

  1. XC8リンカに、プログラムを900番地以降に配置するようそのプロパティーを変更します。(下図)
  2. Configuration bitsは、Bootloaderで設定し書き込まれているため、ユーザープログラムで設定する必要はありません。
  3. プログラムをコンパイルし、HEXファイルを作成してください。  (HEXファイルは、[Project Folder] \dist \default \production に作成されています。)

*注意*
Bootloadeのコンフィグレーションビットと異なる指定をユーザープログラムに記載することも可能です。 この場合、PCアプリのブートローダーのメニューから Program > Setting... を選び Configuration bitsも書き込めるようにします。ただし、Bootloadeを実行するために必要なUSB関連の設定を変更すると、Bootloadeは動作しなくなります。極力、コンフィグレーションは変更しないようにします。

IDEのプロパティー変更設定

[File] > [Project Propaties]を選び下図のダイアログを表示させ、さらに

  1. XC8 linker を選び、
  2. Option categoried欄で、Additional options を選び、
  3. Codeoffset欄に、「0x904」を入力します。

さらに

  1. Option categoried欄で、Memory model を選び、
  2. ROM range欄に、「default,-0-903」を入力します。

これらの設定変更で、アプリケーションのスタート番地が、0x900番地オフセットされ、ブートローダーで書き込めるHEXファイルが作成されます。