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MCP4822は、SPIを利用した12bit D/A変換器です。 MCP4822の動作電圧は2.7-5.5vで、IC内部に2.048vの高精度基準電圧を持っています。その基準電圧を12bitの精度で分圧し、OPアンプで出力します。OPアンプのゲインは、SPIコマンドで「1x」または、「2x」に変更することができるため、出力は、「1x」の場合、0-2.048v、「2x」の場合、0-4.096v に設定することができます。
LDACピンを常時「GND」にしていると、SPIによるコマンド入力と、同時に、その該当チャネルの出力が更新されますが、下図タイミングチャートに示したように、LDACピンを「Hi」にしてAch、およびBchに向けSPIコマンド信号を送った後にLDACピンを「GND」にするとAch、およびBchの出力が同時に更新されます。
使用例:PIC16F1455 MSP SPIのプログラム
<主な仕様>
動作電圧 | 2.7 - 5.5V |
設定時間 | 4.5μs |
最大クロック | 20MHz |
最大出力電流 | 15mA |
• LDACピンで、2ch同時変更が可能
• OPアンプはフルスイング出力
<ピンの配置>
BIT | 名 | 内容 | 1 | 0 |
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15 | nA/B | DAC チャンネル切換 | B | A |
14 | - | 未使用 | ||
13 | GA | 出力ゲイン | 1x | 2x |
12 | nSHDN | 出力(OFF時はハイ・インピーダンス) | ON | OFF |
<11-0> | D | DACデータ |