PIC18F14K50の基本動作から応用プログラムまでを学びます。

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dsPIC
その他
モールス信号発信解析器

前出のモールス信号発信器と解析器の2つを一つのPICで動作させるプログラムです。 発信器部分は、発生させるオーディオを今までの方形波から正弦波に変更し大変に心地よい音色にしています。 さらに、アマチュア無線などのCW受信機のスピーカー近くにマイクを置くだけで、モールス信号を受け取り、その信号に対応するASCII文字をシリアル通信(UART)でPCなどに出力出来るようにマイクアンプやトーンでコーダなどを装備しました。

回路の概要

コンデンサマイクからの信号は、NJM2732 ローノイズOPアンプ(1/2)で200倍程度に増幅し、もう半分のOPアンプによるローパスフィルタを通して、LM567 トーンでコーダに入力します。入力信号に800Hzが含まれていると、トーンデコーダのOutputピンがGNDになります。 検出範囲は、ローパスフィルタOPアンプ出力の実測値で、最小200mVp-p、840Hz - 740Hzの信号が加えられるとトーンデコーダがONになりました。 RB6に接続されているPushSWは、電鍵の替わりです、ここで、モールス符号を打つと、ヘッドホン端子に発信音がして、その符号が解析されUART経由で送されます。 この実験では、UART入出力はPICkit2のUART Toolをしようしていますが、市販のUSB-シリアル変換を使用することができます。PCなどから、UARTで文字コードを送ればそのコードに対応したモールス信号を、ヘッドホン端子で聞くことができます。 短点、長点、語間隔などタイミングが正確に送出さtれていますから、モールスの練習には最適です。電源電圧は、5vが必要です。

プログラム

PCとUSB-シリアル変換回とを経由してこの回路に接続し、コンデンサマイクとヘッドホン用スピーカを加えたモールス送受信セットを2組用意すれば、下図のようにオーディオによるモールス通信実験が行えます。 PCのキーボードに打ち込んだ文字が、PICにより断続的な発信音のモールス信号となりスピーカーから聞こえます。その音声を他方のマイクが拾いPICで文字に再変換され相手側のPC画面に表示されます。 モールス信号に自信のある方は、RB6とGND間に電鍵を接続して手打ちで信号を送ってみてください。

B18_Morse.hex